人々が寝静まった夏の未明、山が牙をむきました。2014年(平成26年)8月20日、広島市の広島土砂災害が発生。安佐南区(あさみなみく)と安佐北区(あさきたく)の住宅地を、同時多発の土石流とがけ崩れが襲いました。亡くなった方は77人。3時間で200ミリを超える猛烈な雨と、「まさ土」と呼ばれる崩れやすい地質が、被害を最悪のものにしたのです。なぜ広島でこれほどの土砂災害が起きたのか、順を追って見ていきます。 広島土砂災害はいつ・どこで起きた?場所と発生の経緯 災害が起きたのは2014年8月20日の未明、多くの人 ...