わずか数年で、ヨーロッパの3人に1人が消えた——。14世紀半ばに大流行した黒死病は、人類史上最悪とされる疫病です。正体はペスト。1347年からの数年でヨーロッパの人口の約3分の1、2,500万〜5,000万人が亡くなったとされます(ユーラシア全体では最大2億人とも)。社会のしくみそのものを根底から揺るがし、「中世の終わり」を早めた災厄でした。 黒死病とは?ヨーロッパの3人に1人を奪った疫病 黒死病は、1347年から1351年ごろにかけてヨーロッパを襲ったペストの大流行を指します。「黒死病(Black De ...