日本の歴史に刻まれた地震のなかで、最大級とされるものをご存じでしょうか。1707年(宝永4年)の宝永地震です。マグニチュードはおよそ8.6。東海から四国まで、南海トラフがほぼ同時に動いたと推定され、死者は全体で約2万人にのぼったと伝わります。しかもこの49日後には、富士山までもが火を噴きました。日本列島が連鎖的に揺れ動いた、忘れがたい年です。 宝永地震とは?南海トラフがほぼ全域で動いた巨大地震 宝永地震が起きたのは、宝永4年10月4日(新暦1707年10月28日)の午後2時頃。震源域は遠州灘から四国の沖合 ...