群馬と長野の境にそびえる浅間山。その山が記録上最大の猛威をふるったのが、1783年(天明3年)の浅間山天明大噴火です。山を流れ下った火砕流と泥流は、ふもとの鎌原村をまるごと呑み込み、一瞬で村人483名の命を奪いました。噴火全体の死者は約1,624人。さらに降り積もった灰は、すでに始まっていた天明の大飢饉に、容赦なく追い打ちをかけたのです。 浅間山天明大噴火とは?記録に残る最大の噴火 浅間山は1783年(天明3年)の春から活動を強め、とりわけ旧暦7月8日(新暦8月5日)に最大規模の噴火を起こしました。これは ...