1816年、世界は「夏のない年」を経験しました。6月に雪が降り、作物は実らず、各地で飢饉が起きたのです。その引き金が、前年1815年にインドネシアのタンボラ山で起きた大噴火でした。火山爆発指数VEI7、人類の記録に残るなかで最大級の噴火です。直接の被害とその後の飢饉・疫病で、7万〜12万人以上が亡くなったとされます。ひとつの火山が、地球全体の気候を変えてしまった——その驚くべき出来事を見ていきます。 タンボラ噴火とは|人類史上最大級のVEI7の大噴火 タンボラ噴火は、1815年4月にインドネシア・スンバワ ...