1783年は、世界中の記録に「呪われた年」として残っています。原因のひとつは、アイスランドのラキ噴火。大地が約25kmにわたって裂け、8か月間も溶岩と有毒ガスを吐き続けた巨大噴火です。アイスランドでは人口のおよそ2割が命を落とし、毒の霧はヨーロッパで数万人を死なせ、めぐりめぐって日本の天明の大飢饉の一因になったと考えられています。地球の裏側の噴火が、なぜ江戸の米びつを空にしたのか。この記事でその全貌をたどります。 ラキ噴火とは?1783年にアイスランドで起きた「割れ目噴火」の正体 富士山のような山の頂上が ...